ZAP SPEED RACING TEAM





VOL.36:マカオ初挑戦コラム-01

○急遽決まったマカオ参戦!
今回のマカオ参戦はTOM'Sさんが2台で出場が決まり、スリーボンドのP.モンティン選手が海外のチームからのエントリーとなりスリーボンドさんが1台、INGINGさんはF-NIPPON進出を優先しマカオ参戦を辞退した事で巡って来たチャンスでした。「マカオ経験者に限る」という条件を満たしているZAP SPEED出身の池田大祐選手も参戦を希望していた事から出場に踏み切る事となりました。

初の海外遠征のドタバタはこうして始まったのでありました。



○先ずは箱
海外に荷物を運ぶにはコンテナでの輸送となります。
コンテナに入れるには運搬業者に入れて貰う事となります。この時細かい物がバラバラだと運べないので「箱」が必要となります。
通常各チームは「ケースバイケース」と呼ばれるキャスターの付いた箱に入れます。ZAP SPEEDは日本のサーキットの移動であれば自前のトラックで移動しているので、普段は全てをケースに収める必要が在りません。そんな理由でこのケースが2個しか無く、しかも船便の場合は片道2週間位要する為、マカオGP翌週のF-4最終戦の為に1個は残して行かなければなりません。「ケースバイケース」は国産の場合一個約30万円位します。遠征の全ての道具を収めようとしたら5個位は必要です。準備期間も僅か・・・。何か手を考えなくては・・・。
ケースが無いなら段ボール箱に入れて持って行くか?「段ボールじゃ高重量に耐えないしなー。」っと思っていたらありました。強い段ボールが!見窄らしいけどこれっきゃない!雑草根性見せてやる!


○濡れたら不味い
持って行く物の容積と重量を計算しながら段ボールを発注。フォークリフトが入るように底には下駄を履かせなくてはなりません。なんとこの段ボール1平方メートルあたり1tに耐えるそうで、強度は何とかクリアしそうだと思いましたが、なんと言っても段ボールですから濡れたら不味いでしょう。納品されたら先ずは段ボールの防水から取りかからなくては。塗装するわけにもいかないので考えたのが「ラップ」。
ラップでグルグル巻きにして水から守ろうというアイディアです。業務用ラップは1ロール600円程。ケースバイケースに比べれば安い物。徹底的にラッピングして水から守るぞ〜!
世界の強豪チームと戦う前に水との戦いかよ〜(T_T)




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□■ 笹川健志 □■
マネージメントディレクター。チーム運営に手腕を振るう。自分がレースするはずだったのが、いつの間にかレースを目指す若い連中の面倒を見る事に…。内間監督と供に「一蓮托生」理想のチーム創りを目指します。 理想のチーム作りと言うのは皆さんの理想をかなえること。「自分達の時代にもあったら良かったのに!」っていうチームを創る事。 チームが徐々に理想に近づいてゆくのが生き甲斐です。







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