ZAP SPEED RACING TEAM





VOL.2:FJ-1600東北地方選手権シリーズ・開幕戦

4月も半ばになり東京では桜が散り始めた頃、桜前線を追い越して北上し、たどり着いたのは杜の都仙台。いよいよFJ東北シリーズの開幕である。東北シリーズは全シリーズを通して唯一、2つのサーキットを転戦する素敵なシリーズである。一粒で2度おいしいとはまさにこの事か!やや違う気もしないでもないが。
そんなこんなで(?)開幕戦はスポーツランドSUGOで幕を開けました。


11日〜12日(金、土) 練習日
初日は午後3時半からと、かなり遅い時間からの走行となりました。しかも実質2本しか走れないため気合を入れます。ここSUGOは昨年の開幕戦以来なので若干の不安はありましたが、一応経験者ということで有利な立場にいるのは間違いないはず。とにかく走れば大丈夫だろうという気でいました。しかしその考えは甘かった。チョコとあんみつを一度に食べたくらいに甘い考えでした。自分の思うように走る事が出来ず走りがちぐはぐで、去年の走り方も思い出すのに時間がかかってしまいました。かなり自分にがっかり。2日目は走行20分前から雨が降り出してしまいウェットでの練習。あまり無理をせずスピンアウトをしないように心がけ、とにかく明日のレースに備えることにしました。


13日(日) 公式予選
前日の雨はすかっり上がり、晴れの中迎えたレース。あまりドライを走れていない為不安はありましたが、それは他の人も同じ。去年の経験者として絶対に負けるわけにはいきません。
ピットロードに並び予選開始。僕は一番最初にコースインしました。とにかく最初からガンガン行こうと攻め込みます。しかし3周目にオバースピードでコーナーに進入し、立ち上がりでダートにはみ出しスピン!なんとか復帰したもののそこからリズムを乱してしまいました。なかなかトップに立てず焦りばかりが出てきて走りがどんどん荒くなり、ミスばかり犯してしまいます。最終ラップで少しだけ落ち着きを取り戻し、チェッカーを受けた周に何とかトップタイムを出すことが出来ました。
しかし2位の笠江選手とは0.2秒ほどしか差がなく、厳しい感じとなってきました。


決勝

いよいよ決勝の時間がきました。とにかく自分の走りをしてガンガン攻めるのみ、と作戦にもならない作戦をたてレースに臨みます。
グリットに並び気持ちを落ち着かせ、いざスタート!無難にスタートを決めトップで1コーナーヘ。オープニングラップを終えミラーを確認すると、後続と少し差が出来ていました。これで前だけに集中できると思い、とにかく良いタイムを出すことを一番に考え走ります。

結果、2位に11秒以上の差をつけトップでチェッカー!念願の今期初勝利を収める事が出来ました。
しか〜し!その内容は決して満足できるものではありませんでした。タイムもいまいちで、自分が思っているような走りは出来ませんでした。優勝は嬉しいのだけれどなんか悔しい、なんとも複雑な勝利の味となりました。

次戦ではこの悔しさをバネに、心底喜べるような優勝をしたいと思います!またZAPのスタッフの方々をはじめ、アドバイスを頂いた工藤さんや橋本さんにこの場を借りてお礼を申したいと思います。ありがとうございました!



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□■ 遠山勇人 □■
生年月日:1978.10.22
血液型:RH+AB
出身地:長野県
最終学歴:東京科学芸術専門学校

1998年
レーシングカートを始める。
NTC選手権・第6戦YO83クラス優勝
2000年
ZAP SPEED加入
2002年
筑波シリーズ開幕戦でFJ1600デビュー
FJ1600東北シリーズ・ランキング2位
(PP2回・優勝1回・BL獲得1回)
2003年
FJ1600東北シリーズチャンピオン
●HPhttp://www8.ocn.ne.jp/~racing/








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