ZAP SPEED RACING TEAM





VOL.5:筑波シリーズ・第3戦

関東地方が梅雨明けした途端毎日夕方に大雨が降るなかもてぎシリーズ第3戦のレースウィークは始まりました。第2戦終了時点で僕が1ポイント差でのポイントリーダー。かなりの団子状態なので早めに2勝目を挙げたいところです。

7月16日、17日 フリー走行
いかにも『夏っ!』といった感じの猛暑の中僕達FJボーイズが走り始めました。1本目2本目とみんな徐々にタイムを上げていくなか僕は完全にハマっていました。ブレーキ操作が雑になっていたので丁寧にしようと修正しているうちにブレーキングポイントが段々手前になってしまっていました。しかし走っているとなかなか自分では気付かないもので初日はこのまま終了。車のバランスは良い感じがするのにタイムが出ない。「きっとタイヤの状態が悪いんだ。」アホにも程がある・・・。

翌日、もともと予定していた通りニュータイヤを投入。「車のバランスもいいしこれでトップタイムだ!」なんて思って走りだしたもののまったく昨日のタイムと変わっていない。焦りや不安と闘っているうちに何も改善できずにセッション終了。青ざめてピットに帰ると担当のメカニックの菅谷さんも「どうなってんだ?」という表情で迎えます。車のバランスもいい、タイヤもいい。自分のドライビングに大きな欠陥があるのは一目瞭然ですがこの時はまだハッキリした答えが見つかりませんでした。次の走行までだいぶ時間があったので色々なドライバーに話を聞いたりコースを見たりして、ようやく何が悪かったのかわかってきました。どうやら丁寧なブレーキングをしようと慎重になるあまりブレーキングポイントがかなり手前になってしまっていました。そして次の走行。今までとは別人のように良いタイムが出ます。一つ違っただけでここまで違ってくるのかと改めて思いました。この日は大変身を遂げてチーム内でトップタイムでした。このままの勢いで予選、決勝もいきたいものです。

7月18日  レース

朝から快晴に恵まれもてぎシリーズでは今年初めてドライコンディションでのレースになります。しかもよりによってこんな暑い時に・・・。そうこうしてるうちにすぐ予選です。とにかく昨日のイメージをもってガンガン行くだけです。予選開始、しかし位置取りに失敗しなかなかタイムを上げられません。一応なんとか最後の周にそれなりのタイムはでましたが、まだまだタイムは上げれる手応えがあったのでだいぶ悔しいセッションになってしまいました。結果は5番手。
しかしもてぎはオーバーテイクシーンがよく見られるサーキットなのでチャンスはあります。スタートを決めて優勝へ一直線!っというのも可能です。



決勝

予選の時よりもさらに気温も上がりタイヤやエンジン、そして体力的にもキツくなります。そんな中いよいよスタート。動きだしはなかなかよく前の選手を抜きにいきますがうまくラインを潰され5番手のまま1コーナーへ。前も後ろも激しいポジション争いが展開されています。そんななか1つ順位を落としてオープニングラップを終えまた。3周、4周とするうちにはやくもタイヤがタレてきてマシンがだいぶ苦しくなってきました。ペースが上がらず前の選手に追い付くのが難しくなってきたのと同時に後ろの選手からの猛攻に耐えます。そんなとき2位と3位の選手が接触しストップしていて4位にポジションアップしますが残り数周、後ろの選手の猛攻に耐えきれず6位でチェッカー。かなり苦しいレースでした。タイヤがタレてからの車の動かし方に問題があり周りのペースについていけなくなってしまいました。ただ何がいけなかったのかはすでにわかっているので次のレースまでには改善したいと思います。フリー走行の最後にも見せたように自分の良いところもあるので自分は勝てるドライバーと信じて頑張り続けたいと思います。

シリーズランキングも1位からは落ちてしまいましたがまだまだ僅差なのでとにかく巻き返せるように頑張りたいと思います。



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□■ 安達元気 □■
生年月日:1983.3.10
血液型:RH+O

2003年
FJ1600東北シリーズランキング5位
2004年
FJ1600東北・もてぎシリーズ参戦








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