ZAP SPEED RACING TEAM





VOL.1:FORMULA TOYOTAデビュー戦

FT初戦の舞台となる富士スピードウェイは、GW真っ只中で併催されるGTレースは、国内最人気のカテゴリーのひとつであるため、多くの観客で賑わった。富士には、世界に誇るストレートがあり、今まで数多くの名勝負が繰り広げられていた。そんな舞台でFTのデビュー戦を迎えられるということで否が応にも力が入る。

5月3日 金曜日予選

今日は、予選。前日の失敗を踏まえて、まったく新たな気持ちで車に乗り込んだ。トップチームは、序盤はピットに待機してタイミングをうかがう作戦だったが僕たちには、少しでも多くの時間を走行しなくてはならなかったので、予選開始と同時にコースインした。
1から2周目は、車の調子を確認するために、慎重に走行して序々にペースアップ。昨日とは違ったフィーリングに少々戸惑いながら走行を続け、終盤ピットに入るときには3番手のタイムをマーク。ピットにはいり、タイヤを交換してもう一度アタック。残り時間最後の1周をアタックラップにしてストレートを通過。1コーナー・Aコーナー・100R・ヘアピンと自らのベストタイムで走り、「これはいける!」と思ったそのとき、Bコーナーで黄旗が振られていたので若干のペースダウンをしなくてはならず、2番手のタイムをマークするのにとどまり、予選を終えた。トップとの差は、コンマ3秒。Bコーナーでのペースダウンがなければポールポジ
ションだったのにと悔しかったが、決勝はフロントローからのスタートができるので「明日は、きっと勝つことができる」と思いながら、サーキットを後にした。

5月4日 土曜日決勝

前日2番手のタイムを出していたので、決勝はフロントローからのスタートとなった。また、当日になって3人のWAKO'Sギャルが僕のグリッドについていたので、ちょっとびっくり(^^)マシンに乗り込み、コースインしスターティンググリッドにつくと、そこにはテレビで見たことのある風景が広がっていた。前にいるのは、ゼッケン5番の柴田選手のみ。
シグナルがレッドからグリーンに変わりいよいよスタート。苦手なスタート(去年の4輪デビュー戦となったFJ日本一決定戦から苦手意識が強かった…)も決まり、スタートのストレートで前の柴田選手をかわしトップへ。後は、目の前にある1コーナーに突っ込むだけ。

「よし、いただきだ!」そう思った瞬間、柴田選手がややフロントをロックさせながら僕のインから突っ込んできた。危険を感じてとっさにターンインを遅らせてクロスラインで並びかけるがラインをふさがれて2コーナーを2番手のまま通過し、そのままAコーナーへ。その後なんとかスリップをつかって追いすがるが、なかなかペースを上げれず2・3周と序々にトップから離されいき、5・6周目には3番手スタートの平手選手にもストレートでパスされて、3番手に後退。その後は平手選手をパスしようとプッシュするが、やはりペースは上がらないまま15周のレースが終了してしまった。

 先週のテストの仕上がりから考えると、とても悔しい結果になってしまったが、久々に登った表彰台は気持ちよく、僕にのしかかっていたプレッシャーをはねのけさせるのには十分でした。今回のレースは、自分に対する課題もたくさん見つかり、とても大きなレースとなりました。

次戦の菅生は、今応援してくれている方々のためにも必ず優勝したいと思っていますので、応援よろしくお願いします。



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□■ 池田大祐 □■
生年月日:1982.11.10
血液型:RH+A
出身地:東京都
今年度ゼッケン:14

1998年
新東京サーキットをホームコースにカートレースを開始
2000年
地方選手権関東東シリーズFR-2クラス ランキング6位
2001年
全日本カート選手権に参戦中ZAP SPEEDドライバーオーディションに合格。
2002年
ESSOフォーミュラトヨタランキング6位
2003年
ESSOフォーミュラトヨタランキング3位 スカラシップを獲得し、04年度全日本F3へ参戦予定

●HPhttp://www.d-ikeda.net/








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