ZAP SPEED RACING TEAM





VOL.5:東北第4戦レポート

金曜日は晴れ。土曜日は雨。そして日曜は晴れという、天気が激しく変わるレースウィークになりました。今回優勝をすれば、チャンピオン獲得に王手をかける重要なレースです。

日曜日、朝6時で雨は上がり、少しずつ晴れ間が出てきました。
各クラスの予選が終わるに連れて、コースはちょっとずつ乾いていき、いよいよFJ1600クラスの予選スタートです。コースイン後の2周目までは1番の位置につけていましたが、マシンセットがコースコンディションに合わず、思うようにマシンが動いてくれないので、このままではマズいと思い、セッティング変更の為3周目にピットへ。急ぎセッティング変更をして、再びコースイン。この作業の間にポジションは3番手に落ちていました。予選計測時間は残り僅か。逆転ポールを狙ってラスト1周のアタック!!と、その直後・・・2コーナーで濡れた路面に足をすくわれスピン。自分の中で焦りが出てしまいました。結果は、予選3番手となりました。今回のヒートを通じて、失った物と得た物がありました。結果的には失敗してしまいましたが、今回のレース前に行った仙台テストでの課題を意識しながら、金曜、土曜の二日間をかけて仕上げたマシンセッティングの方向性を把握する良い時間となりました。

〜決勝〜

決勝は完全なドライコンディションになりました。開始時刻には陽も傾き、大分気温も下がっていました。決勝3番手からのスタート。力が入り過ぎ、スタート失敗。1コーナーでは4番手に下がってしまいましたが、4コーナーまで並んで行き、直ぐに3位浮上。スプーンコーナー進入でも1台を抜いて、2位へ。ぐんぐんトップに追いつくも、パスするまでには至らず、後ろと前に挟まれ、動きにくい状態。2周目、パッシングをしかけますが中々入りきれず失敗。ハイポイントコーナーで失速してしまい、その隙に後続の選手にパスされ3位後退。翌周回のハイポイントで再び抜き返し、2位浮上。1位との差を一気につめてヘアピン立ち上がりに集中!最終コーナー進入でズバッと1位へ。
ここでバトル終了!

トップに立った瞬間、自分を取り戻せました。その後も速く走らせる事に集中。終わってみれば22秒の大差で優勝出来ました。予選でのバタバタや、チャンピオン王手へのプレッシャーのせいかミスもありました。いろんな事を乗り越えて優勝出来ましたのも、スポンサー様をはじめ、サポーター様やチームの御協力があったからこそです。心から感謝を申し上げますと共に、今後も勝ち続けて行きますので応援の程、宜しくお願い致します。

ありがとうございました。



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□■ 栗原正之 □■
生年月日:1982.12.15
血液型:RH+O

2004年
FJ1600スポット参戦
日本一決定戦参戦

HPhttp://www.masa-mune.net







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