ZAP SPEED RACING TEAM





VOL.4:スクールでは無い理由

ZAP SPEEDがスクール形態をとらず、更にレーシングスクールに疑問を投げかけるのは何故か。良く聞かれることなので、今回はそこについてお話しします。

現在、日本人のトッププロスポーツ選手で世界のフィールドで活躍しているのは、野茂選手、イチロー選手、新庄選手、中田選手等がいますが、国内のフィールドから更にレベルの高いフィールドを求めて海外に出たのですから、まさにトッププレーヤーと言える人達だと思います。この中で野茂選手、イチロー選手は、大変個性的なフォームでピッチングやバッティングを行うことは皆さんも周知の事ですが、もしも彼等が初期の段階でスクール的指導によってフォームの強制をされていたら今日の成功が有ったでしょうか?メジャーリーガーのバッターも非常に個性的なフォームの人が多いですよね。バッターボックスで高々とバットを構えグルグル回していたり。 奇しくも、どちらかといえば非常に個性的なフォームの選手である二人とも、日本のトッププレーヤーとして世界に打って出て成功を収めています。

我々ZAP SPEEDは一人一人の個性を尊重し、育てる事が非常に大切な事だと考えています。勿論、完全に間違っている事、将来マイナス要因と成りうる事項は、アドバイスしますが、一定の型にはめようとは絶対にしたくありません。また、これからモータースポーツの第一歩を始める人達には基本中の基本など、外してはいけない事は教えますが、スタイルについてはそれぞれ違っていて当然と考えています。
昔でいえばプロストとセナ、マンセルとセナ、現在ではハッキネンとシューマッハーなどチャンピオンを争うトップドライバーは、当然タイム的には常に僅差にいるわけですが、スタイルはまったく違っていたりします。プロ選手の場合、常に一番を目指すのが当然の姿勢で、その体格や関節の柔らかさなど持って生まれた、もしくは努力によって培った身体的特徴や、運動能力のバランスによって自分に一番のスタイルを作っていくのは自然な成長では無いでしょうか。
例えば、ロマーリオ選手(ブラジルの小柄なサッカー選手)とバッティステュータ選手(現ローマ所属のアルゼンチンの長身のサッカー選手)は、両者とも世界的に認められたトップ中のトップのストライカーですが、二人の体格差は極端に違っていますもしも、両者が逆のプレイスタイルだったら二人とも成功していない筈です。それぞれの身体的特徴を最大限発揮して素晴らしい結果が出ているのでは無いでしょうか。貴方が小柄なサッカー選手だったらポストプレイでヘディングを一番に考えますか?

気軽で楽な感じのするスクール。
カリキュラムを一通り消化して行けばトップドライバーになれると本当に信じますか? 与えられたカリキュラムの消化よりも、自分で自分と向き合い、自己の走りや操作、更に掘り下げて、視線や意識の向けかた、身体能力の長所や短所も分析して、一番を目指す努力(良くないところは直して、足りない部分は補うようにトレーニング)をする。

どちらがトップをとれるレース活動と成るでしょうか?
答えは出ています。 我々は発足初年度からチャンピオン(数十名のシリーズ参加者から年間1人)を獲り続け、5年間で13ものタイトルを獲得しているのです。 これってイチローの打率より確率高いですよ (*^_^*)



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□■ 笹川健志 □■
マネージメントディレクター。チーム運営に手腕を振るう。自分がレースするはずだったのが、いつの間にかレースを目指す若い連中の面倒を見る事に…。内間監督と供に「一蓮托生」理想のチーム創りを目指します。 理想のチーム作りと言うのは皆さんの理想をかなえること。「自分達の時代にもあったら良かったのに!」っていうチームを創る事。 チームが徐々に理想に近づいてゆくのが生き甲斐です。







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