ZAP SPEED RACING TEAM





VOL.10:各スポーツとモータースポーツの比較

最近世界陸上や冬季オリンピックのトレーニングの事をTV等で見る機会が多かった。

モータースポーツの場合道具を介することになるために、身体一つを鍛えぬき、磨き尽くす競技と比べ、確かに全体を見た場合には、身体のトレーニングも要素の一部であるが必要な能力は多岐に渡る。しかし、現在秋田で行われているワールドゲームスでは、日ごろレジャーとして扱われている様々なゲームが見られるが、分類はレジャーであっても競技に勝とうとすれば、日ごろからのトレーニングはやはり厳しいものになるに違いない。

残念ながらモータースポーツでは、ワールドゲームスやオリンピック・ワールドカップのように世界と戦うにはF-3まではステップアップしなければならず、アマチュアに主眼を置いた世界標準が無い。これは非常に残念な事で、たとえ排気量は小さくとも世界標準のクラスが有り、プロを目指す人だけでなく純粋にモータースポーツにスポーツとして取り組めるようになり、その中の一部にF-3のチャンスが与えられるような道が開ければ、本当に優れたドライバーによってGPが争われるのにと思う。もしもそのようなカテゴリーが出来れば、各国に1つだけでも世界標準のサーキットレイアウトがあれば、直接レースとして競わなくても、自分のレベルの目安にもなっていいなと思う。気象や条件などのデータも含めインターネットで毎日タイムトライアルとレースや予選の状況がデータベースに入れられて行く訳。「イタリアの○○がすげ?タイム出したぞ、こいつ国内ランキングもトップらしいから確実にF-3で顔を合わせるな。」てな具合。そうなればプロライセンスも出来るだろうね。

私個人は、FJやフォーミュラーフォードやフォーミュラーダッジ等ばらばらに分かれてないで世界標準があればと昔から考えています。私自せっかくこういったレースのファーストステップに携わる仕事をしているので、これとは全く違うアイディアでもいいから、
1、“より多くの人達が・手軽に・コンペティティブに”レースが出来るように。
2、モータースポーツの中でもトップカテゴリーはイベントや興行の要素も含まれてくるのは当然だと思うが、プロクラスとアマチュアを分けて、アマチュアはスポーツと認められる様にしたい。

というのが夢です。



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□■ 笹川健志 □■
マネージメントディレクター。チーム運営に手腕を振るう。自分がレースするはずだったのが、いつの間にかレースを目指す若い連中の面倒を見る事に…。内間監督と供に「一蓮托生」理想のチーム創りを目指します。 理想のチーム作りと言うのは皆さんの理想をかなえること。「自分達の時代にもあったら良かったのに!」っていうチームを創る事。 チームが徐々に理想に近づいてゆくのが生き甲斐です。







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